バンド練習の基本
練習2時間(ライブ前で3時間。たまにもっと。)通常平日19時開始。そのあと酒で2.5時間(10年前は、練習2時間、飲む時間5時間とかが普通だった。年とったもんだ)
5人揃う事が大事、練習の後に飲んで話をする事が大事、美味い店である事が大事、自分の手持ちマイク持参(これが最後かよ)。
練習日程の決めかた
ライブ日程と練習日程、更には家族旅行日程を、年間計画として1月あたりに一気に決めます。キーパーソンの野口が、年がら年中仕事で忙しくて(通常、一年先まで予定が埋まっている)、その空きをぬって決める訳です。基本はオトナの約束だからその日に「全員集合しない」という事はまず起きない。ライブが決まったがこのままじゃ明らかに練習不足、という時は追加練習を入れて、その際はスケジュールが合わず「4人練習」という事は時々発生します。しかし4人での練習は緊張感があるというか、ハモってるハモってないが一瞬で解るというか、手を抜けないというか(抜くなよ)、だから練習になるというか。きっと普通のバンドはこんな練習をしてるんだろうね。
練習場所
だいたいいつも渋谷のリハーサルスタジオ。「仕事帰りで集まりやすい場所」。と言っても現在、1人は勤務先が相模原、1人はみなとみらいだから、渋谷が真ん中だとは限らないんだけどね。実際には「練習場所は、練習後の宴会をどうするか」のセットで決まる。
練習後のメシ
「練習場所近くでいい飲み(メシ)屋がある」のがとても大事。条件はメシが美味いとか、酒の種類をある程度置いている、メンバーで話ができる環境(決めゴトは基本、この場で行う)、店主との距離が近い(話をする関係になる)等。このメンバー、結構食いますし、結構飲みます。MATRIX練習は「練習後に美味いメシを食いコミュニケーションを図る」場であり、一連の一体モノなんです。そして、MCネタはこの会話の中から生れる訳です。
そして、その近辺の飲み屋に飽きてくると、別のスタジオを探すという事になる。飲まないで全員解散するって事はまずない。1人2人用事があるとか明日が早いとか風邪ひいたとかで飲みに行かない事もあるが、だいたいがそこで打合せ事も伴うので、5人揃って店に行く必要がある。メンバー雨宮は、練習時にはマイクと「フンドーキンの柚コショウ」を持ってきている。
★リハーサル(レンタル)スタジオの例
渋谷東急ハンズそばのスタジオNは、近くの小料理屋「秀」がとても魅力なのであるが、渋谷駅からスタジオまでの人混みにはいつもうんざりする。それでもこの店に行くためにこのスタジオを時々使っている。
渋谷宮益坂上のスタジオNは、同じビル内の中華屋と、近所の「ごちゃ家」が最近定番。東急ハンズ側に比べてスタジオが駅に多少近いし、(ハチ公側でなく)ヒカリエ側は人の数も少なめなのがとても良い。先日(2013年10月23日)の練習後の2軒目ではスナックを新規開拓。しばらく通う事でしょう。
以前は、渋谷の三浦ピアノ、斉藤ピアノというピアノ練習とかクラシック系練習のスタジオも使ったが、場の雰囲気としてイマイチ。いわゆるロック系練習場でないから「スタジオ」ってムードは希薄。宮崎料理「魚山亭」が至近で良かった。
「野口の会社(原宿)のセミナー室」で練習してた事もあった。社員からは「野口社長はMATRIXの練習のためにこのセミナー室を作ったに違いない」と今でも噂になっている。半分正しいんだけどね。しかしいつしか「若い人たちのバンドの熱気感」に触れているほうがこちらもテンションを保てるという理由で、一般のリハーサルスタジオでの練習が標準になった。
飲み会は、その向かいの「りん」。ここは野口の会社の社食化している他、個人でも時々行ってます。
渋谷桜丘のスタジオPは結構長い期間利用してました。他と比べると多少スタジオ代が安い(部屋も狭め)ので学生バンド利用者も多く、活気があって良かった。
でもなぜここを使わなくなったかと言うと、練習後よく行ってた、婆さん一人で仕切ってたスナック「オルゴール」が閉店してしまった事が大きい。
更に昨年は「AGAIN」という、洋楽カラオケ曲の膨大なストックで有名なマニアックなスナックが閉店してしまった。
(ちなみにカラオケに行くのはメシの後、2軒目。カラオケボックスは行かず、歌うとすればスナックを選びます。新宿2丁目のオカマスナックも結構行ったなぁ。いさりんが癌で亡くなってから行ってないな。)
また、5時間以上時間を掛けて練習したいとか言う場合、公民館みたいな安価な場所でやる場合もあります。
昨今、渋谷周辺で「スナック」が減少している。「古いビルの建替えで、店主も高齢となったのでそれに併せて閉店」という事なんだろうけどね。
0 件のコメント:
コメントを投稿