2013年10月24日木曜日

ライブでの出し物「プレゼント大会」


【目的】
いつから始まったか良く覚えてないですが、もうかれこれ10年以上やっています。通常、MATRIXライブの真ん中(第2ステージ)でこれをやるわけですが、
来場者の会費からその分のお金を捻出するなんてビンボ臭い事はせずに、純粋の持出しで、プレゼントの適当なテーマ性を持たせて各メンバーそれぞれ3個くらい準備します。

何のためにやってるか、というと「顧客との距離感を縮めるため・コミュニケーションを図るため」です。最初っからそんなつもりがあったかどうか定かではないですが、これが相手(お客)もこっちも和むってのがやってみて良く解った。僕ら自身がこのあと歌いやすくなり、お客も我々の歌に寛容になる(ような気がする)んです。
ここで大事なのが、プレゼントを出す際に「これは何か」という口上トーク。そもそもプレゼント自体より、これはどんなものかと説明して、それをお客に愉しんで貰う事にこそ意味があるわけですから。


【トークの例】
「私からのプレゼントは、『今年』にちなんだモノを用意してきました。さて皆さん、今年は何が多かったですか?」「・・台風・・・?」「その通りっ!だからタイ風カレー。」 無敵のオヤジギャグ。
以前、和田のプレゼントで「災害対策用品シリーズ」として出したものがブルーシートとロープとガムテープ。既にして危険な香りが。
「台風で家の窓が割れた時にこれで応急処置をして下さいね。でも別の使い道もありますよ。このシートはとても厚めの素材でできていて大きさが2.2m角あり、ちょうど人間サイズも綺麗に収まります。解りますよね?これを車の中に普段入れといて、何かよんどころない事情ができてしまった緊急時にお使い下さい。でもコンクリートブロックは別途ご用意くださいね。あ、言い忘れましたがこのガムテープで先に口を塞いで下さいね。」という悪フザケすれすれのトークしました。え。すれすれどころかそのものですか。(他の人のプレゼントはちゃんとしてます。)
高額商品はそれだけでどよめきますが、しょーもないものはトークにどよめいて貰うんですね。


【出来事】
野口氏がお中元とかで貰ったものをプレゼントに出したら、それをくれた客が来てて「その本人に当たった」というトンデモナイ事態が起き、その時はご遠慮頂きました。確か5万円程度の商品券だったかホテルペア宿泊券だったか。この位の景品が時々でるので、MATRIXのライブは侮れないですよ。


【抽選方法】
大体15分くらいかけてやります。
抽選用具は、以前はトランプを使ってましたが、これだと50数人が限度なので、今はMATRIXトレーディングカードを用意して使ってます。
まず、来場時に1人に1枚、このカードを適当に選んで渡します。(表でも裏でも関係なし。選んで貰ってもOK。)
顔写真(全部違う)と番号が入ったカードを1人20枚作り、×5で、現在100人分の抽選ができるようにしてあります。使い捨てで、毎回カラープリンタで名刺用紙に印刷してます。
抽選時は、用意した同じカードを袋に入れ、ステージ上で僕らが引いて「同じカードを持ってる人が当たり」という、とても手際の良いもの。(「雨宮の5」、とか言って使います) 話には時間を掛けても、BINGOみたいに抽選行為そのものには時間を掛けません。
当たった人には手を挙げて貰って、すぐ渡します。


【バリエーション】
似たような主旨の出し物として、手品を2回ほどやった事があります。これにしても手品そのものよりも「トークがあってナンボ」であり、喋りの練習になる訳です。まぁそういうのは苦手なメンバーも居る訳ですけどね。で、それぞれ思い思い、用具/仕掛けを手品ショップで仕入れてきます。(池袋東武デパートに手品用品のお店があって、実演して教えてくれます。) 
ちなみにこれをやる時は「オリーブの首飾り」をアカペラで歌います。

他のバンドでも参加者にプレゼント(冬のライブではホカロンとか)されてる事もあるようですが、こういったものは1バンド単独ライブだからできることですよね。

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